サンドラッグ

ダイバーシティの推進

ダイバーシティ&インクルージョン(1)の取り組み

サンドラッググループでは、社会価値を創造するためには、性別や年齢、国籍などにとらわれることなく、多様な価値観と多様な人材を事業運営に積極的に取り入れて活かすことが重要であると考えており、グループ全体でダイバーシティを推進しています。同時に、1ヶ月単位の変形労働時間制をはじめとする柔軟な働き方を促進する制度や多様な人材が働きがいを持って仕事ができる職場環境の整備も進めています。

(1)インクルージョン:障がいだけでなく、様々な境遇(老い、外国籍、貧困等々)の人々を援護し、同じ社会で包み支えあうという考え方

1.女性の管理職への登用

2023年3月末(2022年度末)の時点で、サンドラッググループにおける女性管理職の比率は13.9%です。男女の区別なく活躍できる組織ですが、積極的に機会を与えて管理職へのチャレンジを促す取り組みを進めています。薬剤師、登録販売者(1)は女性比率が高い職種であり、仕事と結婚・出産を両立しやすい、あるいは休職した社員が復職しやすい雇用・就労形態やキャリアパスの設計、多様な人材を受け入れる職場環境の整備などを進めています。

(1)登録販売者:お客様に薬選びのアドバイスをするのが主な仕事で、かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(第2類・第3類に限る)の販売を行うための専門資格を保有する者

2.中途採用の活用

サンドラッググループでは、事業戦略を着実に遂行し、経営目標を実現する目的で、社内に不足する技能・知識をもつ人材、社内人材では遂行が難しい専門的業務を担う人材の登用を進めています。このために、入社形態にかかわらない公平な研修やキャリアアップの機会の提供、能力とパフォーマンスに応じた評価・処遇制度などを整備しております。また、一定の勤続年数以上を有し、出産や育児や介護などのライフイベントを理由に離職した者の再雇用(1)、当社グループで就業経験を持ち別のキャリアを歩んだ者の復帰採用も積極的に進めています。

(1)離職者の再雇用制度:出産や育児や介護などのライフイベントを理由に離職した者がサンドラッググループに再就職したい場合、初採用の人に比べて役職や辞めたときの給料などを十分に考慮した条件で再雇用するという制度です。また、そのときの状況を考慮し、勤務形態も柔軟に選択できるよう対応しています。

3.障がい者雇用の推進

障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく特例子会社(1)サンドラッグ・ドリームワークスが障がい者の雇用に取り組んでおります。同社は、障がいをもった方々も含め一人ひとりが生き生きと輝く事で、たとえ世の中の一隅でも照らす事ができればとの思いで設立しました。障がい者が職場でいきいきと活躍するための環境整備を評価いただき、2019年9月に東京都の表彰する「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」の産業労働局長賞を受賞しました。障がい者の職業的自立と社会参加の場の創出および障がい者の方々の雇用促進に向け、今後もより働きやすい環境づくりに努めていきます。

障がい者雇用率

(1)特例子会社:障がい者の雇用促進と安定のため、雇用にあたって特別な配慮をする子会社
(2)サンドラッググループ:企業グループの算定特例として認められたグループ会社(サンドラッグ、ダイレックス、星光堂、サンドラッグ・ドリームワークス)