サンドラッグ

従業員の健康・労働安全衛生への配慮

1. 健康宣言

私たちが日々豊かな毎日を送るために重要なことの1つに『健康』があります。
当社の大事な資産であり原動力でもあるのは当然従業員です。
現役・引退後の長い人生、その土台となるのは『健康』です。

まずは従業員自身が心身ともに健康であることは、
その家族、そしてお客様の健康増進や豊かさにも繋がっていきます。
私たちの地道な健康普及活動は着実に、
世の中全体に広がり、多くの人々の健康と豊かさを作っていくと信じています。

20代、30代の生活習慣が、40代以降の心身の健康状態に影響を及ぼすと言われておりますが
当社の平均年齢は比較的低いため、
まずは自分自身の健康に対して意識を高めていくことが必要だと考えます。
従業員の心身の健康増進のために、健康に対する意識を高め、積極的に健康経営を推進していきます。

①重症化予防のための取り組み
健康診断の結果について徹底的な管理をし、
重症化予防のための受診勧奨や特定保健指導の受診率向上のための対策を強化していきます。

②メンタルヘルスの推進
心身ともに健康を保つために必要な教育の強化や、外部相談窓口等の活用を推進していきます。

③働き方改革のための様々な施策
長時間労働の是正や勤務間インターバルの確保などに積極的に取り組み、従業員のモチベーション調査や効果検証を行っていきます。

2.従業員に対する健康施策

企業経営において、多様な人材の健康を守る職場マネジメントはますます重要になっています。健康の保持・増進を従業員個人やその家族、健康保険組合に委ねるだけではなく、 企業として主体的に関与することは、組織の活性化を通じたサンドラッググループの人的な競争力の向上に繋がり、最終的には持続的な成長の実現に結び付くと考えています。

この考えに基づいて、産業医や保健師等の産業保健スタッフ、健康保険組合、労働組合、従業員等と会社が連携し、従業員が健康的に働くことのできる労働環境の整備、 健康問題の発生を未然に防止する普段からの健康管理、健康を損ねた従業員の把握・支援など、組織体制の整備、及び制度・施策の実行に取り組んでいます。

健康管理の基礎は健康診断の受診にあると考えており、従業員の健診受診率100%を健康経営における目標の一つに設定しています。社長が参加する安全衛生委員会や部門長会議において、 健診予約率を開示しており、予約率が低い部署に対して社長自らが理由を尋ね、改善を求めています。店舗に対しては、まとまった店舗グループを統括するスーパーバイザーが働きかけを実施しています。この取り組みの結果、サンドラッグの健康診断受診率は概ね100%で推移しています。

健診受診後は、産業医や保健師と連携し、受診勧奨及び受診報告の受け入れまでを個別にフォローしています。こうした健診結果等は健康管理システムでデータベース化・可視化されており、従業員本人、及び健康管理者が時系列で確認できます。健康保険組合などが保有する特定検診の結果や、治療・処方箋に関するレセプト情報などと、会社が保有する労働状況に関するデータを掛け合わせた更なる健康増進に取り組んでいきます。