サンドラッグ

ワーク・ライフ・バランスの推進

ワーク・ライフ・バランス推進の取り組み

サンドラッググループでは、社員一人ひとりがライフステージやライフイベントに応じて、多様で柔軟な働き方を選択しながら安心して働き続けられる職場をめざしています。国籍や性別に関係なく、課題があるならばそれを解決するという考え方で、各種制度と施策の導入に取り組んでいます。

1.多様な働き方を促進する制度

サンドラッググループでは、職務による役割分担はあるものの、性別による役割分担は無く、女性社員にとって会社が「自己成長と自己実現の場」となるよう活動を続けています。円滑な出産・育児休暇の取得から職場復帰の実現、働きながら育児ができる環境作りをめざし、法定の制度に加えて、育児休業延長制度、継続就労しやすい短時間勤務の選択制度(育児短時間勤務制度)、 産前産後休暇や育児休業後の社員が復帰しやすくする復職フォロー制度などグループ独自の制度を導入しています。男性社員には育児にも積極的に参加するよう促しており、育児休業制度を設けています。

育児休業延長制度(1):法定では「子どもが1歳になるまでの間、特別な事情がある場合は1歳半まで」ですが、サンドラッグでは「子どもが2歳になるまでの間、特別な事情がある場合は3歳まで延長して休業」することができます。

育児短時間勤務制度(2):法定では「子供が3歳の誕生日を迎えるまで(努力目標として小学校の入学式の前日まで)」勤務時間を6時間に短縮できますが、サンドラッグでは「小学校3年生終了まで(特別な事情がある場合は6年生終了まで)」勤務時間を6時間に短縮できます。

復職フォロー制度(3):復職プログラムに基づき、休職中に補うことが出来なかった知識や情報を取り戻すためのOffJTやOJTを実施することで、不安なく働くことができるような取り組みを行っています。

2.育児休暇・育児休業の取得促進

女性が活躍するためには、「男性の働き方が変わらないといけない」 との問題意識のもと、男性社員による育児休暇の取得を積極的に勧めることで、男性の育児参画を促進しています。2022年度のサンドラッググループにおける育児休業の取得率は男性84.0%、女性100%と、全国平均のそれぞれ17.1%、80.2%を上回っています。

育児休業取得率

3.変形労働時間制の実施

サンドラッググループでは、仕事と育児や介護との両立を促進するため、柔軟な勤務を計画できる「1カ月単位の変形労働時間制」(1)を導入しています。業務の繁忙・閑散に合わせた休日の取得も容易になり、正社員の年次有給休暇の取得日数が増加し、平均月間残業時間は減少しています。

(1)1カ月単位の変形労働時間制:1ヶ月以内の変形期間における1週あたりの平均所定労働時間が、1週の法定労働時間を超えない定めをした場合は、変形期間内の特定の週や日に、法定の労働時間を超えて所定労働時間を設定することができる制度

4.勤務間インターバル制度

サンドラッググループでは、仕事と育児や介護との両立、就業前後の時間の有効活用として、勤務間インターバル制度を設けています。従業員及びその家族を含めたメンタルヘルスの維持も視野に入れた取り組みであり、 変形労働時間制と併せて、ワーク・ライフ・バランスに関する悩みを軽減することで、企業の社会的責任を果たしていきます。

5.女性活躍、育児支援に関する外部評価

サンドラッグは、女性のワーク・ライフ・バランス等を推進する優良企業として、2018 年8月に女性活躍推進法に基づく『えるぼし(最高位3ツ星)』の認定を厚生労働省より受けています。2019年4月には、子育て支援に積極的に取り組む優良企業として、厚生労働省認定の「プラチナくるみんマーク」を取得しました。これは、次世代育成支援対策推進法(以下、次世代法)に基づき策定した行動計画に対し、 目標を達成し、その取り組みと実績が優良な企業として評価されたものです。
『プラチナくるみん認定』とは、次世代法に基づき子育てをサポートする企業として認められる『くるみん認定』を受けた企業のうち、 「男性の育児休業取得」・「育児休業取得後の継続勤務」・「所定外労働の削減」・「多様な労働条件の整備」など、仕事と家庭の両立における対策や実施状況が優良であり、 より厳しい基準を満たした企業のみが厚生労働大臣から受けることのできる認定です。

プラチナくるみんマーク